雨キャンプは、設営よりも「撤収が大変」という声が圧倒的に多いです。
濡れたテント、泥だらけのギア、なかなか乾かない荷物……。そこで重要になるのが、雨キャンプ × 撤収順序 × 効率という視点です。
撤収は「早くやる」よりも「順序を間違えない」ことが何より大切です。
正しい流れを知っているかどうかで、体力消耗・荷物の濡れ具合・帰宅後の後処理まで、すべてが変わります。
この記事では、雨の日でも落ち着いて撤収できるように、効率的な撤収順序・考え方・初心者がやりがちな失敗と回避策を徹底解説します。
雨キャンプを「最悪の思い出」にしないための実践的な内容です。
雨キャンプの撤収が大変になる理由

濡れることで作業効率が一気に落ちる
雨の日は、晴天時と比べて以下の問題が同時に発生します。
- 地面がぬかるむ
- ギアが滑りやすくなる
- 乾かす時間が取れない
- 手や服が濡れて集中力が下がる
この状態で無計画に撤収すると、余計に時間がかかります。
撤収順序を間違えると被害が拡大する
雨撤収でありがちなのが、
- 先にテントを片付けて雨ざらしになる
- 濡れたギアを次々に広げてしまう
- 後で使う物まで先に片付けてしまう
順序を誤ると、効率が下がるだけでなく、荷物が余計に濡れます。
雨キャンプ撤収の基本的な考え方
「濡らさない」より「濡れを広げない」
雨キャンプでは、完全に濡れない撤収はほぼ不可能です。
大切なのは、
- どこまで濡れるかを想定する
- 濡れる範囲を最小限に抑える
という発想です。
最後まで使う物を一番最後に片付ける
雨撤収の鉄則はこれです。
- 雨を防ぐ物
- 身を守る物
- 作業を支える物
これらは、撤収の最終段階まで残すのが効率的です。
雨キャンプ撤収前に必ずやる準備

まずは天候と雨量を確認する
撤収前に、以下をチェックしましょう。
- 雨が弱まるタイミングはあるか
- 風は強いか
- 一時的な小雨か、本降りか
少し待つだけで作業が楽になる場合もあります。
レインウェアを早めに着る
「まだ大丈夫」と思っていると、途中でずぶ濡れになります。
撤収開始前に、レインウェアを着ておくことで体力消耗を防げます。
雨キャンプで効率を上げる撤収順序【全体像】
雨撤収は、以下の流れが基本です。
- 使わない小物・室内ギアを先に片付ける
- タープ・屋根の下を活用して作業する
- 地面に触れる物は最後にまとめる
- テントは一番最後に撤収する
この流れを意識するだけで、無駄な動きが激減します。
最初に片付けるべきもの

テント内の小物・寝具類
雨撤収で最初に手を付けるのは、テント内です。
- 寝袋
- マット
- 着替え
- 小物類
これらは濡れると後処理が大変なので、早めに防水バッグへ収納します。
使わない調理道具や食器
朝食後に使わない物は、どんどん片付けましょう。
- 使い終わったクッカー
- 食器類
- 予備のギア
ただし、地面に直接置かず、タープ下や車内を活用します。
タープを活かした効率的な撤収
タープは最後まで残すのが基本
タープは、雨撤収における最大の味方です。
- 雨を防ぐ
- 作業スペースを確保できる
- 荷物の一時置き場になる
タープを早く片付けてしまうと、全作業が雨ざらしになります。
タープ下で「集約→収納」を繰り返す
雨の中で何度も行き来すると効率が落ちます。
タープ下に荷物を集め、まとめて収納することで作業がスムーズになります。
地面に触れるギアの撤収順序

チェア・テーブルは後回し
チェアやテーブルは地面と接触しているため、早く片付けると作業場所がなくなります。
- ある程度片付くまで設置したまま
- 荷物置き場として使い切る
これが効率的です。
ペグ・ロープは最後にまとめる
ペグやロープは泥だらけになりやすいギアです。
- 最後に外す
- 汚れたまま分けて収納する
乾かすのは帰宅後と割り切ることで、現地での無駄な時間を減らせます。
テント撤収は一番最後に行う
テントは「最後の屋根」
テントは、自分と荷物を守る最後の屋根です。
すべての荷物を片付けてから撤収するのが鉄則です。
濡れたテントは割り切って収納する
雨撤収では、テントが濡れるのは避けられません。
- 水気を軽く払う
- 泥を簡単に落とす
- 防水袋に入れる
完璧を目指さず、素早く収納することが効率につながります。
雨キャンプ撤収で初心者がやりがちな失敗

途中で順序を変えてしまう
「やっぱりこっちから片付けよう」と迷うと、作業が二度手間になります。
事前に順序を決め、最後まで貫きましょう。
その場で乾かそうとする
雨の中で無理に乾かそうとすると、時間も体力も奪われます。
乾燥は帰宅後の作業と割り切ることが大切です。
帰宅後を楽にするための雨撤収テクニック
濡れ物専用バッグを用意する
- テント
- グランドシート
- タープ
これらをまとめて入れられる防水バッグがあると、車内が汚れません。
帰宅後すぐに干せる動線を作る
帰宅後は疲れています。
事前に「干す場所」を決めておくことで、後回しを防げます。
雨キャンプ撤収を効率化する考え方
雨撤収は「作業」ではなく「流れ」
一つひとつ丁寧にやろうとすると、時間がかかります。
全体の流れを意識し、多少の妥協を受け入れることが効率化のコツです。
撤収がうまくいけば雨キャンプは怖くない
撤収がスムーズだと、
- 体力消耗が少ない
- 帰りの運転が楽
- 「また雨でも行ける」という自信がつく
雨キャンプへの苦手意識が一気に減ります。
まとめ|雨キャンプは撤収順序で効率が決まる
雨キャンプ × 撤収順序 × 効率を意識することで、雨の日の撤収は確実に楽になります。
- 濡らさないより濡れを広げない
- タープとテントは最後まで活用する
- 地面に触れる物は後回し
- 乾燥は帰宅後と割り切る
この考え方を身につければ、雨キャンプは「避けるもの」ではなく、「対応できる選択肢」に変わります。
撤収が変われば、雨キャンプの印象は大きく変わります。
ぜひ次のキャンプで、この撤収順序を実践してみてください。

コメント