テントに空いた穴は補修テープで簡単にリペア可能!
キャンプの楽しみと言えば焚き火ですよね。焚き火中に炎を見ていたら、突然火の粉がテントに飛び散ってしまい、気がついたら「テントに穴が!」って経験をされた人も少なくないはずです。
他にも小枝がささってしまったり、どこかに引っ掛けてしまいうっかりテントに穴が空いてしまった!などいろいろなケースがありますよね。そんな時に知りたい、穴のサイズや素材ごとのテープでの補修方法を詳しく説明します。
また、たくさんあってどの補修テープがいいのか?迷っている方にも必見です。テントの穴の補修をするのに最適なグッズを紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
テントの補修は穴のサイズや素材によって対応を変える
テントの穴と言っても1㎝以下の穴から、2、3㎝と大きい穴までサイズも様々です。また、テントの素材とインナーテントに使用されているメッシュ素材では修理するテープの素材も変わってきます。穴の大きさや素材ごとに解説しますね。
■火の粉などで空いた1㎝以下の小さい穴の場合
テントの1㎝以下の穴の補修には、透明のジェルタイプの補修剤がおすすめです。透明なので、目立ちにくいというメリットがあります。その他にも、塗った後乾かすことで、穴を防いでくれるのです。
長い間防水効果を発揮してくれるので、補修したところから雨漏りの心配もありません。ただし、補修したところをよく乾かすために10時間以上かかるので、その日の予定がない日など、時間が確保できる時に行ってくださいね。
■1㎝以上の大きめの穴の場合
1㎝以上と大きめの穴の補修には、リペアシートがおすすめです。素材がシール状なので、リペアシートを切って穴の部分に張るだけととても簡単に出来上がります。小さい穴だけでなく、1㎝以上の大きめの穴にも補修が可能です。
気になる防水効果や撥水性についてですが、補修したところから雨漏りの心配はありません。カラーバリエーションが豊富にあるので、テントと同じ色のシートを選びやすく、補修した場所が目立ちにくいので使い勝手がいいです。
また、コールマンのテントリペアには、ロゴやランタンの絵が描かれています。穴の大きさに合わせてリペアシートを切り、アイロンを当てて貼るだけと簡単です。また、キャンドゥやダイソーなどの100均ショップでも購入ができますよ。
■カッターで切ったような1㎝以上の裂け目
カッターで切ったような1㎝以上の穴の補修には、リペアシートがおすすめです。見た目がきれいに出来上がるポイントは、リペアシートを貼る前に穴の周りの毛羽立ちをハサミで切ることです。テントの生地の表裏両面からシートを貼って補強することをおすすめします。
リペアシートを貼る前は、必ず除菌シートでしっかりと汚れをふき取ることです。そうすることで、はがれにくくなりますよ。
■メッシュ素材に空いた穴の場合
メッシュ素材の補修には、柔らかい素材で伸縮性もあるメッシュリペアシートや網戸補修シートがおすすめです。シールタイプなので、シートからはがして穴が空いた部分に貼るだけと簡単にでき、仕上がりもキレイです。指でよく押して貼り付けるのがポイント。
テント同色の色の補修シートであれば、日光に照らしてみても思いのほか目立ちにくいですよ。網戸補修シートは、ホームセンターや100均で購入することができます。
■テントの床に空いた場合
テントの床に空いた場合には、両面から補修テープを貼って修理することをおすすめします。両面から貼ることで強度もさらにアップ!ポイントは、穴が空いた部分のしわを伸ばして貼ることで出来上がりがとてもキレイになりますよ。
テントの穴の補修方法を紹介!
簡単にできる補修方法を動画で紹介します。はさみと補修テープがあればすぐに修理が可能。テントの穴の補修が初めての人でも簡単です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
- TC リペアシート
- はさみ
- テントにできた穴よりも多少大きめにリペアシートを丸く切ります。
- テントの表面からリペアシートを貼ります。
- 同様にテントの中側からも同じ部分にリペアシートを貼ります。
補修シートをはがれにくくするポイントは、四角ではなく丸く切ることです。リペアシートを貼る部分は、事前に除菌シートなどを使い汚れを丁寧にふき取っておいてくださいね。汚れたままシートを貼ってしまうと、はがれやすくなる原因です。
はさみで修正シートを切るときは、穴の大きさより2㎝くらい大きめに切りましょう。また、粘着部分を触ってしまうと粘着力が弱くなる原因にもなりかねないので、なるべく手で触れないよう気を付けてくださいね。
カッターで切ったような裂け目の穴の場合は、あらかじめ穴の周りの毛羽立った部分をハサミで切っておくと、補修シートを貼った後の仕上がりがとてもキレイですよ。
テントの穴の補修をするのに最適なグッズ5選
テントの穴の補修アイテムは、ジェルタイプやシールタイプなどいろいろなメーカーから発売されているので、どれがいいのか?迷っている人も多いはずです。粘着力があり、はがれにくくいと口コミでも評価の高い5選を紹介します。
■テントの補修アイテム①:GEAR AID(ギアエイド) メッシュパッチ
素材 | メッシュ部分:モスキートネット、クリアテープ:PVC |
サイズ | 外径7㎝ |
あっという間に修理完了
評価:インナーテントをポールで突き破ってしまい、修復用に購入しました。貼るだけととても簡単にできました。
■テントの補修アイテム②:飯塚カンパニー ケニヨンKENYON ナイロンリペアテープ
素材 | ナイロン |
サイズ | 7.5㎝×45㎝ |
ダウンの補修に使用
評価:5シーズン着たダウンの肩部分が避けてしまったので、補修に使用しました。見た目の違和感はないです。
■テントの補修アイテム③:GEAR AID(ギアエイド) リペアテープ
素材 | ナイロン(クリア以外)、ポリ塩化ビニル(クリア) |
サイズ | 7.5×50㎝ |
しっかりしています
評価:洗ってもはげません。しっかりと穴を塞いでいます。貼った場所が多少目立ちますが、満足です。
■テントの修正アイテム④:ザ ゴリラ グルー社 ゴリラ クリア リペアテープ
素材 | ポリエチレン |
サイズ | 約48㎜×8.2㎜ |
テントの穴の補修に
評価:テントに開いてしまった穴の補修に使用しました。粘着力がいいです。耐久性などはこれからです。
■mont-bell(モンベル) GORE-TEX パーマネントリペアシート
素材 | 未記入 |
サイズ | 20×20㎝ |
補修に大変便利です
評価:レインウエアを開封した時に切ってしまいました。切った部分はアイロンでせっちゃくできるのでとても簡単、縫う手間も省け満足しています。
テント穴補修キット一覧表
ブランド名 | GEAR AID(ギアエイド) |
---|---|
飯塚カンパニー | GEAR AID(ギアエイド) |
ザ ゴリラ グルー社 | mont-bell(モンベル) |
画像 | 商品名 |
メッシュパッチ | ケニヨンKENYON ナイロンリペアテープ |
リペアテープ | ゴリラ クリア リペアテープ |
GORE-TEX パーマネントリペアシート | 特徴 |
・円形のシールタイプ ・中心部分がメッシュ素材 | ・網目模様糸を入れ織り込まれた生地を使用 ・カラーバリエーションが豊富、全11色 |
・強力な粘着力 ・はがれにくい ・カラーバリエーションが豊富 | ・凸凹した表面にも使用可能 ・耐UVや耐熱性、耐水性が高い ・手で簡単に着れる |
・防水透湿素材を使用 ・アイロンを使い接着させるタイプ | 商品リンク |
とりあえず、カラー展開が豊富な「飯塚カンパニー ケニヨンのKENYON ナイロンリペアテープ」を1個持っておけば、ある程度対応ができるのでおすすめですよ。
補修が難しい大きな穴などはテントメーカーに相談しよう
穴のサイズが大きかったり、所どころたくさんの穴が空いてしまった場合など、自分で補修するのが大変な時にはメーカーや店舗などに修理依頼をしてみましょう。
依頼が多くすぐに対応できず、修理に日数がかかったり、穴の大きさや補修する数により支払い金額が高くなってしまう事もあります。まずは、販売店に実物を持って行くか電話で問い合わせください。補修のプロが対応してくれるので、仕上がりは完璧です。
また、修理のサービスを受け付けていないメーカ―もあります。そのような場合は、アウトドア用品の修理・メンテナンスを専門に行う工房に問い合わせてみましょう。修理のプロが見違えるようにあなたのテントを補修してくれますよ。
まとめ:テントの穴は自分で補修して長持ちさせよう
テントの穴には、補修テープを使用することで簡単にしかも短時間でできる魅力があります。小さめの穴や大きめの穴などサイズによって対応を変えることがポイントです。
補修テープを穴が空いた部分に接着させる前には、除菌シートなどで綺麗にテントについたホコリやゴミをふき取ってからリペアシートを使うことではがれにくくなります。
ぜひ、愛用のテントを少しでも長く使用できるように、穴が空いた時には補修テープを使ってみてはいかがでしょうか?
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。