キャンプ道具の中でも、意外と見落とされがちなのが「テーブルの高さ」です。デザインや収納性、価格ばかりを重視して選んでしまい、実際に使ってみたら「食事がしにくい」「腰が痛くなる」「チェアと合わない」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
キャンプにおいてテーブルは、食事、調理、作業、団らんと、使用頻度の高い重要なギアです。そしてその使い心地を大きく左右するのが「高さ」です。適切な高さのテーブルを選ぶことで、キャンプの快適性は大きく向上します。
この記事では、「キャンプ × テーブル × 高さ」をテーマに、テーブルの高さが重要な理由、キャンプスタイル別の適正な高さ、チェアとの相性、よくある失敗例、購入時のチェックポイントまで、詳しく解説します。これからキャンプテーブルを選ぶ方はもちろん、買い替えを検討している方にも役立つ内容です。
キャンプテーブルの高さが重要な理由

高さが合わないと快適性が大きく下がる
キャンプテーブルは、家のダイニングテーブルとは使い方も環境も異なります。地面の上で使うため、わずかな高さの違いが体への負担に直結します。
高さが合っていないと、以下のような問題が起こりやすくなります。
・食事中に前かがみになりやすい
・調理時に腰や肩が疲れる
・チェアとのバランスが悪く使いにくい
「なんとなく使いづらい」と感じる原因の多くは、テーブルの高さにあります。
キャンプスタイルによって適正な高さは変わる
キャンプにはさまざまなスタイルがあります。
・ロースタイルキャンプ
・ハイスタイルキャンプ
・お座敷スタイル
・ソロキャンプ、ファミリーキャンプ
それぞれで適したテーブルの高さは異なります。すべてのキャンプに万能な高さは存在しないため、自分のスタイルに合った高さを理解することが重要です。
キャンプテーブルの主な高さの種類

ローテーブル(高さ30〜40cm前後)
ローテーブルは、地面に近い位置で使うタイプのテーブルです。ローチェアやグラウンドチェアと相性が良く、近年のキャンプシーンでは主流となっています。
特徴としては以下の通りです。
・焚き火との相性が良い
・リラックス感が高い
・風の影響を受けにくい
一方で、調理作業にはやや低く感じることもあります。
ミドルテーブル(高さ45〜55cm前後)
ミドルテーブルは、ロースタイルとハイスタイルの中間的な存在です。
・座面がやや高めのチェアと相性が良い
・食事と簡単な調理を両立しやすい
・汎用性が高い
「どちらか迷っている」という方には、ミドル高さのテーブルが無難な選択肢になります。
ハイテーブル(高さ65〜75cm前後)
ハイテーブルは、一般的なアウトドアチェアや立って作業する調理台として使われます。
・調理がしやすい
・腰への負担が少ない
・ファミリーキャンプ向き
ただし、リラックス目的のキャンプではやや無骨に感じることもあります。
チェアとの相性で考えるキャンプテーブルの高さ

基本は「座面高+25〜30cm」が目安
キャンプテーブルの高さを選ぶ際は、チェアとの相性が最重要ポイントです。一般的な目安として、
「チェアの座面高 + 25〜30cm」
が、食事や作業をしやすい高さとされています。
例えば、
・座面高30cmのローチェア → テーブル高55〜60cm
・座面高20cmのグラウンドチェア → テーブル高45〜50cm
この基準を知っておくだけでも、失敗のリスクを大きく減らせます。
チェアが決まってからテーブルを選ぶのが理想
初心者がやりがちな失敗として、テーブルとチェアを別々に選んでしまうケースがあります。結果として、
・テーブルが高すぎて食事しにくい
・低すぎて前かがみになる
といった問題が起こりがちです。可能であれば、チェアを基準にしてテーブルの高さを選ぶのがおすすめです。
キャンプスタイル別|おすすめのテーブル高さ
ロースタイルキャンプに適した高さ
ロースタイルキャンプでは、地面に近い高さでくつろぐことが目的です。
・テーブル高:30〜40cm
・ローチェアや座椅子と相性が良い
・焚き火中心のレイアウトに向いている
リラックス重視のキャンプを楽しみたい方におすすめです。
ハイスタイルキャンプに適した高さ
ハイスタイルキャンプは、利便性と作業性を重視します。
・テーブル高:65〜75cm
・一般的なアウトドアチェアと相性が良い
・調理や食事が快適
ファミリーキャンプや料理を楽しみたい方に向いています。
ソロキャンプの場合の考え方
ソロキャンプでは、用途を絞ることで快適性が高まります。
・食事と作業を兼ねるならミドル高さ
・焚き火中心ならローテーブル
・軽量・コンパクト性も重視
「何に使う時間が一番長いか」を基準に高さを選ぶのがコツです。
高さ調整できるキャンプテーブルのメリット

シーンに応じて使い分けられる
高さ調整機能付きのテーブルは、以下のような使い方が可能です。
・食事時は高め
・くつろぐ時間は低め
・調理時は立ち作業
1台で複数の役割をこなせるため、キャンプスタイルが定まっていない初心者にも向いています。
デメリットも理解しておく
便利な反面、高さ調整テーブルには以下の注意点もあります。
・構造が複雑で重量が増えやすい
・脚部の安定性がやや劣る場合がある
・価格が高めになりがち
安定性と収納性を重視する方は、固定高さのテーブルも検討しましょう。
キャンプテーブルの高さ選びでよくある失敗
見た目だけで選んでしまう
デザイン性の高いテーブルは魅力的ですが、高さが合わなければ使いづらくなります。実用性を無視した選び方は後悔の原因になります。
「低いほどおしゃれ」と思い込む
ロースタイルが流行しているとはいえ、全員に合うわけではありません。腰痛がある方や、調理時間が長い方には不向きな場合もあります。
キャンプテーブルの高さを理解すると満足度が上がる

キャンプテーブルの高さは、快適性、疲れにくさ、使い勝手を大きく左右する重要な要素です。
・チェアとの相性を考える
・キャンプスタイルを明確にする
・使用シーンを想定する
これらを意識することで、「なんとなく選ぶ」から「納得して選ぶ」ギア選びへと変わります。
高さが自分に合ったキャンプテーブルは、食事も作業も驚くほど快適になります。ぜひこの記事を参考に、自分のキャンプスタイルに最適なテーブルの高さを見つけてください。

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